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工作機械の祭典「JIMTOF」とは|JIMTOF工作機械見本市をくわしく解説

工作機械の祭典「JIMTOF」とは|JIMTOF工作機械見本市をくわしく解説

公開日:
2020/05/11(2020/08/20 更新)by 甲斐 智
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| 日本の展示会 |

JIMTOFは、2年に1回、東京ビックサイトで開催される「世界四大」工作機械見本市のひとつです。

世界中の工作機械メーカーや周辺機器メーカーが、JIMTOFで新製品を発表。 ビックサイトの全館すべてを使う「最大規模の展示会」 としても知られています。

この記事では、JIMTOFの開催スケジュールや、無料招待券の入手方法、展示会のウラ側まで紹介します。

(トップ写真)JIMTOF2018 記録写真@公式プレスより
展示会の日程について
新型コロナウイルス感染防止および東京オリンピック延期に伴い、開催日・会場の変更や規模の縮小など、大幅な変更が予想されます。
必ず公式HPにて最新情報をご確認のうえお出かけください。
工作機械展示会の開催状況はこちら

JIMTOFってどんな展示会?

JIMTOF(ジムトフ)は、日本国際工作機械見本市の略称です。
〔Japan International Machine Tool Fair〕の頭文字をとったものです。

2年に1回、東京ビックサイトで開催される「世界四大 工作機械見本市」のひとつで、1962年から半世紀にわたり「日本の工作機械産業」をリードする、産業展示会です。

JIMTOFには、1,000社近くもの工作機械関連メーカーが出展します。
NC工作機械」はもちろん、プレス機械ツーリング・切削工具・センサなど、金属加工のあらゆる最新技術が世界中から集まります。
工作機械の最新動向を探るため、国内外から18万人以上のエンジニアが訪れます。

JIMTOF:
JIMTOFは2年に一度開催されている工作機械および関連機器等の展示会で、今回は「ここから未来が動き出す」をテーマに、21カ国から計969社(5,518小間)が出展し、過去最大規模での開催となった。
また開催期間中の来場者数はのべ180,988人に及んだ。
引用元: 新価値創造NAVI「工作機械とものづくりの未来が見えた6日間 JIMTOF 2016」

JIMTOF概要

名称 日本国際工作機械見本市
略称 JIMTOF
会期 偶数年(2年に1回)の10月後半~12月初旬ごろ
会場 東京ビックサイト
主催者 社団法人日本工作機械工業会/株式会社東京ビッグサイト
入場料 1,000円(前売り)/3,000円(当日)
公式サイト http://jimtof.org/jp/index.html

JIMTOFは国内の産業展示会ではめずらしく、6日間の長期開催となります。
そのため週末には子ども連れや学生も多く、ものづくり展示や金属加工の体験イベントが催されます。

ホンモノのF1カーや、動く巨大工作機械など、メカ好きの子どもも楽しめる展示が満載です。

JIMTOFの特色

工作機械とJIMTOFについて|JIMTOFの特色
JIMTOF2018 記録写真@公式プレスより

JIMTOFは「世界でもっとも早く、最先端の工作機械が見られる」がテーマの展示会です。

高い世界シェアを誇る日本の工作機械メーカーの晴れ舞台でもあります。
工作機械メーカー各社では、JIMTOFで新製品発表をするため、日夜開発が進められています。

JIMTOFの会場には、5軸加工機械3D金属プリンタツーリングや周辺機器も豊富。
工作機械は実際の加工デモを行い、加工ワークの参考展示も充実しています。

最新鋭の工場でしか見ることのできない、さまざまな工作機械メーカーの最新工作機械をまとめてチェックすることができます。

また自分の加工ワークを持ち込み、その場で工作機械エンジニアに相談することも可能です。

2018年の〈JIMTOF2018〉では、『未来へつなぐ、技術の大樹』がテーマ。
企画展示では、会場全体を「巨大工場」に見立て、稼働状況をモニタリングし、会場内の292台の工作機械が「IoT」でつながりました。

JIMTOFを通じて、Iotによる工作機械の「見える化」が注目されています。

世界の工作機械展、JIMTOFと世界四大工作機械見本市について

世界四大工作機械見本市は、世界を代表する「工作機械見本市」の総称です。
日本のJIMTOFをはじめ、アメリカ・中国・ヨーロッパ各地で開催されています。

〈世界四大工作機械見本市〉

  • JIMTOF(日本)
  • EMO(ヨーロッパ)
  • IMTS(アメリカ)
  • CIMT(中国)
世界四大工作機械見本市(ヨーロッパ)
世界四大工作機械見本市(アメリカ)
世界四大工作機械見本市(中国)

JIMTOFがない年に開催される「MECT」とは?

JIMTOFが開催されない奇数年には、「メカトロテックジャパン」(MECT)が開催されます。

MECTは、JIMTOFに次ぐ国内の工作機械見本市で、日本を代表する産業展示会です。
奇数年の10月、愛知県のポートメッセなごやで開催されます。
(主催:株式会社ニュースダイジェスト)

JIMTOFとMECTによって、毎年、工作機械の最新技術に触れることができます。

JIMTOFの入場方法は?無料招待券の入手方法

工作機械とJIMTOFについて|JIMTOFの入場方法は?無料招待券の入手方法
JIMTOF2018 記録写真@公式プレスより

JIMTOFの入場には、入場券が必須です。

JIMTOF当日は窓口が混み合い、長蛇の列となるので、事前の購入がオススメです。
http://jimtof.org/jp/index.html

(価格は2018年のものです)

  • 事前販売:1,000円
  • 当日販売:3,000円

入場券以外にも、「無料招待券」を入手することで無料で入場することもできます。

JIMTOFの無料招待券は、通常の産業展示会にくらべ配布数が少なく、入手が困難。
出展メーカーのPR配布や、日頃付き合いのある商社などで手に入れることができます。

※出展メーカーでは、ブースのおおきさによって、無料招待券の枚数が割り当てられていますが、追加で100枚単位で用意しているところも多くあります。

学生のJIMTOF入場について

工作機械とJIMTOFについて|学生のJIMTOF入場について
JIMTOF2018 記録写真@公式プレスより

JIMTOFでは、「学生証」の提示で、無料入場することができます。

就活や工作機械業界の研究のために来場する学生は、5千人以上。(2018年度)
会場では、就活生向けの「ものづくり業界紹介セミナー」も行われています。

各企業ブースも学生応援に力を入れており、たくさんの学生たちが参加しています。

盛り上がりは、JIMTOFの外でも

工作機械とJIMTOFについて|盛り上がりは、JIMTOFの外でも
JIMTOF2018 記録写真@公式プレスより

JIMTOFの盛り上がりは「東京ビックサイト」にとどまりません。
工作機械メーカーではJIMTOFの開催に合わせて、プライベート展を同時開催したり、後日にアンコールフェアを開くなど、さまざまな企画が催されています。

ぜひ、工作機械メーカーのWebサイトもチェックしてみてください。

JIMTOFとは?まとめ

この記事では、日本最大の国際工作機械見本市「JIMTOF」について紹介しました。

東京ビックサイトの全巻を使った広い会場では、1日では見切れないほどの工作機械や周辺機器に触れることができます。
ジェット機のインペラーや、F1のエンジンピストン加工など、普段見ることのできない加工ワークも満載。
金属加工エンジニアにはたまらない1週間です!

ぜひ、日にちに余裕をもって足を運んでみてはいかがでしょうか。

展示会の日程について
新型コロナウイルス感染防止および東京オリンピック延期に伴い、開催日・会場の変更や規模の縮小など、大幅な変更が予想されます。
必ず公式HPにて最新情報をご確認のうえお出かけください。
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この記事(JIMTOF)の編集者

甲 斐 智(KAI Satoshi)

甲 斐 智(KAI Satoshi)

1979年 神戸生まれ
多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーの販売促進部門
14年以上に渡り、工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる

・株式会社モノト 代表
・株式会社アプト Webディレクター
・一般社団法人 日本機械学会 特別員

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