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中国最大の工作機械展「CIMT」とは|CIMTと中国の工作機械展を解説

中国最大の工作機械展「CIMT」とは|CIMTと中国の工作機械展を解説

公開日:
2020/05/10(2020/08/20 更新)by 甲斐 智
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CIMTは、2年に1回、中国の北京で開催される 「世界四大」工作機械見本市のひとつ です。

中国をはじめ、世界中の工作機械メーカーや周辺機器メーカーが出展。
日本や台湾などのアジアからの出展も多く、中国最大の「工作機械展示会」として知られています。

この記事ではCIMTの特色や、中国全土で開催されているさまざまな工作機械展示会について紹介します。

展示会の日程について
新型コロナウイルス感染防止に伴い、開催中止や延期など大幅な変更が予想されます。
必ず公式HPにて最新情報をご確認のうえお出かけください。
工作機械展示会の開催状況はこちら

CIMTってどんな展示会?

工作機械とCIMTについて|CIMTってどんな展示会?
(トップ写真)第15回 中国国際工作機械展覧会@公式プレス

CIMTは、中国最大の「工作機械展示会」で、〈China International Machine Tool Show〉の略称です。

2年に1回、中国の北京で開催される「世界四大 工作機械見本市」のひとつで、アジア各地からさまざまな工作機械メーカーが集まり、来場者は30万人にものぼります。

2017年実績
来場者数 : 320484人
出展社数 : 1653社
展示面積 : 131,000 sq.m.
過去の実績は同時開催/併催展を含む場合もあります。
引用元:JETRO 世界の見本市・展示会情報「CIMT2019 」

CIMT 概要

名称 中国国際工作機械展覧会
略称 CIMT
会期 奇数年(2年に1回)の4月
会場 中国国際展覧センター(北京)
主催者 中国機床工具工業協会
公式サイト http://www.cimtshow.com

CIMTの開催されない偶数年の4月には、上海でCCMT(CNC工作機械見本市)とよばれる展示会が開催されています。
中国のNC工作機械の最新情報が気になる方は、あわせて参加されるのもおすすめです。

CIMTの特色

5Gの技術を使ったNC工作機械や、AIを搭載した完全無人化ラインなど、最先端の技術を日本に先駆けて触れることができるのが、中国の展示会の魅力です。

工作機械とCIMTについて|CIMTの特色

近年では中国製・台湾製でも精度の高い機械が増えており、日本製に劣らない精度とコストパフォーマンスの「NC工作機械」「産業用ロボット」もぞくぞくと登場しています。

中国は世界最大のロボット市場であるが、国内ブランドの技術力が弱いことが課題とされている。
完成ロボットだけでなく、コア部品でも国内ブランドのシェアが低いと言われていたが、日系ブランドがじりじりとシェアを落としている一方で、中国国内ブランドの技術力が向上し、徐々にシェアを拡大している。
引用元: 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「中国のロボット産業の動向」

一方で日本メーカーのコピー製品も数多く出展されていて、中国の大胆なものづくりに驚かされます。

CIMTと「世界四大」工作機械見本市について

世界四大工作機械見本市は、世界を代表する「工作機械見本市」の総称です。
中国のCIMTをはじめ、日本・ヨーロッパ・アメリカで開催されています。

〈世界四大工作機械見本市〉

  • JIMTOF(日本)
  • EMO(ヨーロッパ)
  • IMTS(アメリカ)
  • CIMT(中国)
世界四大工作機械見本市(日本)
世界四大工作機械見本市(ヨーロッパ)
世界四大工作機械見本市(アメリカ)

CIMT以外にもたくさんある、中国の工作機械関連展示会

中国では「CIMT」以外にも、さまざまな工作機械展示会が開催されています。
金属加工工作機械に関連した、代表的な展示会をご紹介します。

CME(中国工作機械展)

名称 中国工作機械展
略称 CME
内容 上海で開催される工作機械の展示会です
国際空港に近いためアクセスが良く、日系メーカーも多数出展しています
会期 毎年 2~3月ごろ
会場 国家会展センター(上海)

SIMM(深圳国際機械製造工業展)

名称 深圳国際機械製造工業展
略称 SIMM
内容 深センで開催される製造技術の展示会です
自動化のための工作機械や産業ロボットも多数展示されています
会期 毎年 3月ごろ
会場 深圳会展センター(深圳)

CIMES(中国国際工作機械工具展)

名称 中国国際工作機械工具展
略称 CIMES
内容 CIMTが開催されない年に開かれる、国際工作機械展です
CIMTに次ぐ規模の展示会で、中国の重要展示会のひとつに数えられています
会期 偶数年(2年に1回)の4月ごろ
会場 新国際展覧センター(北京)

CCMT(中国CNC工作機械見本市)

名称 中国CNC工作機械見本市
略称 CCMT
内容 CIMTが開催されない年に開かれる、国際工作機械展です
CIMTの姉妹展として、世界中からたくさんの工作機械メーカーが集結します
会期 偶数年(2年に1回)の4月ごろ
会場 上海新国際博覧センター(上海)

DMP(東莞国際金型・金属・プラスチック加工展)

名称 東莞国際金型・金属・プラスチック加工展
略称 DMP
内容 金型加工や金属・プラスチック加工に関連する展示会です
工作機械や周辺機器も多く展示されています
会期 毎年 11月ごろ
会場 広東現代国際展覧中心 (東莞)

CIMT(中国国際工作機械展覧会)とは?まとめ

この記事ではCIMTの特色や、中国全土で開催されているさまざまな工作機械展示会について紹介しました。

近くて遠い中国ですが、5GやAIなど日本ではまだまだ普及していない最新技術を大胆に取り入た「工作機械」も登場し、年々進化しています。
中国の工作機械はちょっと…という考えはもう古い?かもしれません。

本記事が、今後の展示会選びの参考になればうれしいです。

展示会の日程について
新型コロナウイルス感染防止に伴い、開催中止や延期など大幅な変更が予想されます。
必ず公式HPにて最新情報をご確認のうえお出かけください。
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この記事(CIMT)の編集者

甲 斐 智(KAI Satoshi)

甲 斐 智(KAI Satoshi)

1979年 神戸生まれ
多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーの販売促進部門
14年以上に渡り、工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる

・株式会社モノト 代表
・株式会社アプト Webディレクター
・一般社団法人日本機械学会 特別員
・東京商工会議所

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