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精度の高いタッチプローブで平面研削盤での機上測定が実現

精度の高いタッチプローブで平面研削盤での機上測定が実現

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2022/09/09 ) 著者: 甲斐 智
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改善前平面研削盤におけるワーク測定のお悩み

従来平面研削盤における仕上げ加工後のワーク測定は、三次元測定機を使って行われています。しかし測定の結果、手戻り(追加工)が発生した場合、測定室から加工室へのワーク運搬や、ワークの段取り作業が増えてしまうお悩みがありました。

〈改善前のお悩み〉

  • ワークの手戻り時の、ワーク運搬・段取り工数を減らしたい

改善後三次元測定機を使わない、ワークの機上測定が実現

一般的にNC平面研削盤は、1ミクロン台の加工性能を持っており、精度の高い測定センサと組み合わせることで、その性能を最大限に発揮することができます。そこで採用されているのが、メトロールの「超小型タッチプローブ」です。
超小型タッチプローブは、繰返し精度±1ミクロンの接触式センサ。平面研削盤に搭載することで、従来測定室で行なっていた三次元測定機と同等精度の測定を、加工テーブル上で行うことができます。

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〈改善後の効果〉

  • 平面研削盤でワークの機上測定が実現
  • 追加工時のワーク運搬・段取り工数を削減
平面研削盤の機上測定について|リードタイムの短い加工現場におすすめ
リードタイムの短い加工現場におすすめ
三次元測定機による機外測定は、「ワークの運搬」「作業者の移動」「測定待ちワークの停滞」「追加工時の段取り」など、さまざまなムダが発生しがちです。
超小型タッチプローブは、自動車部品などリードタイムの短いワークの加工現場におすすめです。(編集部)

機上測定の提案製品

製品情報
平面研削盤の機上測定について|超小型タッチプローブ〈K3Sシリーズ〉
センサ
株式会社メトロール
超小型タッチプローブ〈K3Sシリーズ〉
※製品情報について 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください

センサ加工工程株式会社メトロール生産性向上自動化計測・測定

この改善事例の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
researchmap ID:R000028669
J-GLOBAL ID 202101006017437323

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