
つながるパレタイジングストッカーで洗浄工程の作業負担を軽減
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2022/09/10 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前洗浄工程におけるパレタイジングのお悩み
従来切削加工後のワークは、仕掛品としてトレーに積まれ、洗浄などの次工程へ送られます。しかし洗浄機にワークを投入後、再びトレーに箱詰めする必要があり、作業者の負担となっていました。
〈改善前のお悩み〉
- 作業者によるワーク投入・箱詰めの負担を減らしたい
改善後パレタイジングストッカーで、ワークの出し入れを自動化
一般的に部品洗浄などの後工程では、作業者によるワークの出し入れが多く、自動化の妨げとなることがありました。そこで開発されたのが、中村留精密工業の新製品「箱兵衛(はこべえ)Link」です。
箱兵衛 Linkは、ワークの整列やストック作業を自動で行う、多段積みのパレタイジングストッカー。洗浄機と連結することで、ワークのピックアップ→洗浄→箱詰めまでの一連の工程を自動で行い、現場の負担を大幅に軽減します。
またグリッパータイプのハンドを採用し、ワークへ傷をつけてしまう心配もありません。
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〈改善後の効果〉
- 洗浄工程のワーク投入・箱詰めの負担を大幅に軽減

今回の新製品「箱兵衛 Link」では、中村留製の複合旋盤以外にも接続が可能になりました。さまざまな工作機械やロボット・製造装置と組み合わせて活用することで、ワークの供給から完品の箱詰めまで、生産品目にあわせた自動化ラインが実現します。(編集部)
パレタイジングの提案製品
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