
かんたん設置のインライン画像測定器で効率的な全数検査が実現
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2023/06/13 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前切削加工における全数検査のお悩み
切削加工の現場では、顧客ニーズの多様化によって多品種少量生産が増えるとともに、品質の要求レベルも上がっています。
検査工程では、汎用性の高いノギスやマイクロメータを使った「全数検査」が行われていますが、手持ちの測定器は手軽に検査できる反面、加工よりも検査に時間がかかり、作業者の熟練によっては検査結果にばらつきが出てしまうこともありました。
〈改善前のお悩み〉
- 全数検査に時間がかかる
- 作業者によって、全数検査の結果がばらつく
改善後インライン投影画像測定器で、効率的な全数検査が実現

一般的にノギスやマイクロメータを使った全数検査は、オフライン(生産ラインとは別の場所)で行われるため、量産加工の場合、検査が追いつかずラインが止まってしまいます。そこで採用されているのが、キーエンスの「インライン投影画像測定器」です。
インライン投影画像測定器は、切削加工の工程間にカメラを設置しワークを通過させるだけで、あらゆる図面指示項目を一瞬で測定し、合否を判別することができます。
今あるラインにかんたんに設置でき、ラインを止めずに全数検査が実現します。
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〈改善後の効果〉
- 測定時間が短縮できる
- 作業者による測定値のばらつきがなくなる

工作機械の工程間をつなぐ「搬送ロボット」や「協働ロボット」と組み合わせることで、搬送と同時に全数検査を行うことができます
ワークに応じた検査パターンに自動で切り換わるため、少量多品種ラインだけでなく、混流ラインにも最適です(編集部)
全数検査の提案製品
- 製品情報※
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