HOME > 工作機械の改善事例 > ハンディプローブ三次元測定機でベテランに頼らない測定が実現
ハンディプローブ三次元測定機でベテランに頼らない測定が実現

ハンディプローブ三次元測定機でベテランに頼らない測定が実現

更新日:
2024/08/27 (公開日: 2022/12/25 ) 著者: 甲斐 智
関連タグ:
改善事例
     

改善前ノギス・マイクロメータによる精密測定のお悩み

ベテラン作業者の引退で、自動車部品加工の現場でも深刻な人手不足が進んでいます。
ノギスやマイクロメータによる部品の精密測定は、ベテランに頼ることが多く、慣れていない作業者が行うと測定値にばらつきが発生… また手作業・目視のため、測定に時間がかかることがありました。

〈改善前のお悩み〉

  • 作業者によって測定値にばらつきが出る
  • 測定に時間がかかる

改善後ハンディプローブ三次元測定機で、ベテランに頼らない測定が実現

精密測定の標準化について|ハンディプローブ三次元測定機による、かんたん精密測定の例
ハンディプローブ三次元測定機による、かんたん精密測定の例

ノギス・マイクロメータは、現場でもっともよく使われる測定器です。
手軽に測定できる反面、作業者の熟練度によって測定値にばらつきが出てしまうことが課題でした。そこで採用されているのが、キーエンスの「ハンディプローブ三次元測定機」です。
ハンディプローブ三次元測定機は、現場のオペレータでもかんたんに使える、ハンディタイプの三次元測定機。ベテランに頼らず、現場での測定を正確かつスピーディーに行うことができます。
3D CADデータと測定結果を比較できるため、NGの際の修正加工もかんたんです。

クリックで拡大表示されます

〈改善後の効果〉

  • 作業者による測定値のばらつきがなくなる
  • 測定時間が短縮できる
精密測定の標準化について|無理な姿勢で測定していませんか?
無理な姿勢で測定していませんか?
アナログ式のマイクロメータやノギスは、視差による読み取り誤差をなくすため、無理な姿勢でワークを傷つけてしまうこともありました。
ハンディプローブ三次元測定機は、プローブ先端をワークに軽く当てるだけなので、測定箇所の多い複雑なワークも無理なく測定できます。(編集部)

三次元測定の効率化の提案製品

製品情報
精密測定の標準化について|ハンディプローブ三次元測定機〈XM-5000〉
測定機
株式会社キーエンス
ハンディプローブ三次元測定機〈XM-5000〉
※製品情報について 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください

〈精密測定の標準化の関連キーワード〉

人手不足株式会社キーエンス検査工程計測・測定

この記事の監修者

甲斐 智(KAI Satoshi)
甲斐 智(KAI Satoshi)

1979年 神戸生まれ
多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーの販売促進部門
15年以上に渡り、工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる
文部科学省「学校と地域でつくる学びの未来」参加企業

2020年に「はじめの工作機械」を立ち上げ(はじめの工作機械とは

所属
掲載・登録
寄稿
SNS・運営サイト

精密測定の標準化 の関連記事