
わずかな隙間を検知するエアマイクロセンサで着座不良を防止
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2022/09/09 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前ロボット搬送におけるワークの着座不良のお悩み
従来中量生産の自動車部品は、複数の工作機械を並べた自動化ラインで加工されています。ワークの搬送はロボットアームや協働ロボットを使って行いますが、ワークチャック時に着座不良が発生してしまい、加工不良となってしまうことがありました。
〈改善前のお悩み〉
- ワークチャック時の着座不良を防ぎたい
改善後エアマイクロセンサで、ワークチャック時の着座不良を検知
一般的に切削加工の悪環境下では、切粉の飛散によってさまざまなトラブルが発生します。なかでも多いのが、ワークチャック時の切粉の噛み込み(着座不良)です。そこで採用されているのが、メトロールの「エアマイクロセンサ」です。
エアマイクロセンサは、治具とワークの5µm以下の隙間を検知できる、非接触式のエアセンサ。各工程で着座不良を検知し、加工を停止する(もしくは加工不良としてはじく)ことで、不良品の流出を防ぐことができます。
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〈改善後の効果〉
- わずかな隙間の着座検知が実現

量産ラインの現場では、検査工程を担う作業者の負担も大きく、検査でワークが停滞してしまうことも課題となっています。
エアマイクロセンサによる加工不良を出さないラインづくりは、検査工程の削減にも効果的です。(編集部)
着座検知の提案製品
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