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高輪郭の単結晶ダイヤモンドバイトで金型の高精度加工が実現

高輪郭の単結晶ダイヤモンドバイトで金型の高精度加工が実現

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2022/08/31 ) 著者: 甲斐 智
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改善前プラスチックレンズにおける金型加工のお悩み

従来スマートフォンやタブレットに使われるプラスチックレンズは、専用のレンズ金型(射出成形金型)で成形されています。しかし内蔵カメラの高感度化やレンズの広角化など、そのニーズが多用化するなか、レンズ金型にも精度の高い加工が求められていました。

〈改善前のお悩み〉

  • プラスチックレンズ用金型を精度よく加工したい

改善後単結晶ダイヤモンドバイトで、金型の高精度加工が実現

一般的に金型の加工精度は、刃先の輪郭度(刃先表面の線・面のズレの大きさ)に大きく影響を受けます。そこで採用されているのが、東京ダイヤモンド工具製作所の「アークシード」です。
アークシードは、刃先の輪郭精度50nm以下の高輪郭単結晶ダイヤモンドバイト。刃先や すくい面にスクラッチがほとんどなく、精度の高い金型加工が実現します。また精度が高いことで、金型製作後の補正加工を減らすこともできます。

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〈改善後の効果〉

  • プラスチックレンズ用金型の高精度加工が実現
金型の高精度加工について|生産コストの削減にもおすすめ
生産コストの削減にもおすすめ
民生品の量産加工の現場では、金型加工においても工具の長寿命化が求められます。単結晶ダイヤモンドバイトは耐摩耗性に優れているため、成形品のコストダウンにも効果的です。

金型加工の提案製品

製品情報
金型の高精度加工について|高輪郭単結晶ダイヤモンドバイト〈アークシード〉
工具
株式会社東京ダイヤモンド工具製作所
高輪郭単結晶ダイヤモンドバイト〈アークシード〉
※製品情報について 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください

加工工程工具株式会社東京ダイヤモンド工具製作所精度向上

この改善事例の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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J-GLOBAL ID 202101006017437323

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