HOME > 工作機械の改善事例 > 直動部品に後付けできるIoTセンサで量産ラインのドカ停を防止
直動部品に後付けできるIoTセンサで量産ラインのドカ停を防止

直動部品に後付けできるIoTセンサで量産ラインのドカ停を防止

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2022/08/25 ) 著者: 甲斐 智
関連タグ:
改善事例
     

改善前自動車部品の量産ラインにおけるドカ停のお悩み

従来、品種変動の多い自動車部品の量産ラインでは、マシニングセンタを連結した加工ラインが組まれます。しかし、ワークの搬送を担うロボットが直動部品の突発的な故障で急停止してしまい、ドカ停になってしまうというお悩みがありました。

〈改善前のお悩み〉

  • 直動部品の故障を未然に検知したい
  • 搬送ロボットの急停止によるドカ停を防ぎたい

改善後直動部品の状態監視で、搬送ロボットの急停止を防ぐ

一般的に複数の直動部品をつなげた、15~20mもの搬送ロボットラインは、一旦故障が発生すると、交換作業や精度出しに数日かかってしまうこともしばしばです。そこで採用されているのが、THKの「OMNIedge(オムニエッジ)」です。
OMNIedgeは、既存の直動部品にかんたんに後付けができる小型のIoTセンサ。直動部品の状態監視で故障の前触れを検知することで、突発的なラインストップを未然に防ぐことができます。

クリックで拡大表示されます

〈改善後の効果〉

  • 直動部品の状態監視が実現
  • 搬送ロボットの急停止を防止
量産ラインのライン停止予防について|工場全体のIoTにおすすめ
工場全体のIoTにおすすめ
OMNIedgeは、THK製のリニアモーションガイドはもちろん、さまざまなメーカーの直動直部品や回転部品に後付けが可能。工場全体のIoT導入をより効率的に推進することができます。(編集部)

ライン停止予防の提案製品

製品情報
量産ラインのライン停止予防について|製造業向けIoTサービス〈OMNIedge〉
センサ
THK株式会社
製造業向けIoTサービス〈OMNIedge〉
※製品情報について 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください

THK株式会社センサラインストップ加工工程搬送工程管理・メンテナンス部品・消耗品

この改善事例の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
researchmap ID:R000028669
J-GLOBAL ID 202101006017437323

XLinkedInFacebookInstagramnote

所属
掲載・登録
運営サイト

「 量産ラインのライン停止予防 」とあわせて参考にしたい事例