直動部品に後付けできるIoTセンサで量産ラインのドカ停を防止
- 更新日:
- 2024/08/27 (公開日: 2022/08/25 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前自動車部品の量産ラインにおけるドカ停のお悩み
従来、品種変動の多い自動車部品の量産ラインでは、マシニングセンタを連結した加工ラインが組まれます。しかし、ワークの搬送を担うロボットが直動部品の突発的な故障で急停止してしまい、ドカ停になってしまうというお悩みがありました。
〈改善前のお悩み〉
- 直動部品の故障を未然に検知したい
- 搬送ロボットの急停止によるドカ停を防ぎたい
改善後直動部品の状態監視で、搬送ロボットの急停止を防ぐ
一般的に複数の直動部品をつなげた、15~20mもの搬送ロボットラインは、一旦故障が発生すると、交換作業や精度出しに数日かかってしまうこともしばしばです。そこで採用されているのが、THKの「OMNIedge(オムニエッジ)」です。
OMNIedgeは、既存の直動部品にかんたんに後付けができる小型のIoTセンサ。直動部品の状態監視で故障の前触れを検知することで、突発的なラインストップを未然に防ぐことができます。
〈改善後の効果〉
- 直動部品の状態監視が実現
- 搬送ロボットの急停止を防止
OMNIedgeは、THK製のリニアモーションガイドはもちろん、さまざまなメーカーの直動直部品や回転部品に後付けが可能。工場全体のIoT導入をより効率的に推進することができます。(編集部)
ライン停止予防の提案製品
- 製品情報※
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センサTHK株式会社製造業向けIoTサービス〈OMNIedge〉
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