バーチャルを活用したVR研修で機械加工のOJT期間を短縮
- 更新日:
- 2023/11/24 (公開日: 2022/12/14 ) 著者: 甲斐 智
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改善前機械加工におけるオペレーターのOJTのお悩み
従来、機械加工におけるオペレーターの新人研修は、現場のOJT(On the Job Training:実務を通した実践研修)で行われます。研修内容は、「ワーク交換」や「工具調整」などの段取り作業が主ですが、多品種少量生産が増えており、研修の頻度も増加しています。
OJTはベテランオペレーターがつきっきりで行うため、その間の加工が止まってしまい、工作機械の稼働率が大きく低下してしまうことがありました。
〈改善前のお悩み〉
- ベテランオペレーターによるOJTで、工作機械の稼働率が低下してしまう
改善後ベテランによるOJT期間を短縮し、工作機械の稼働率が向上
機械加工では、ベテランオペレーターによるOJTが一般的ですが、熟練技能者の定年退職も見据えて、研修手法の見直しが課題となっています。そこで採用されているのが、大同メタル工業の「製造業向けVRクラウドソフト」によるVR研修です。
VR研修は、バーチャルリアリティー(仮想現実)を活用したデジタル研修手法。工作機械の段取り作業をバーチャル体験することで、現場に出る前に、作業のポイントを効率よく事前学習することができます。
既存のOJTと組み合わせることで、現場での研修期間が短縮。ベテランオペレーターの負担が減り、工作機械の稼働率が向上します。
〈改善後の効果〉
- ベテランオペレーターの負担が減り、工作機械の稼働率が向上
360°ビューのVRは、視線の動きの多い工作機械の操作研修に最適です。
ベテランオペレーターのカン・コツが見える化できるので、若手オペレーターへの技術継承にもおすすめです。(編集部)
OJTの負担軽減の提案製品
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ソフウトウェア大同メタル工業株式会社製造業向けVRクラウドソフト
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