鋭い単結晶ダイヤモンドエンドミルでCFRP仕上げ精度が向上
- 更新日:
- 2024/08/27 (公開日: 2022/08/20 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前CFRPにおける切削加工時のお悩み
航空機や自動車部品の素材として注目されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)は、プレス加工や切削加工を経て成形されます。しかしCFRPは軽量で強度が高い反面、切削時の繊維残りによるバリやデラミネーション(層剥離)が発生しやすく、手作業による仕上げ工程が必要になってしまうというお悩みがありました。
〈改善前のお悩み〉
- CFRPを精度よく仕上げたい
改善後単結晶ダイヤモンドエンドミルで、CFRPの仕上げ精度が向上
一般的にCFRPは切削性が悪く、刃先の摩耗や樹脂の溶着によって加工精度が落ちてしまうことがあります。そこで採用されているのが、東京ダイヤモンド工具製作所の「単結晶ダイヤモンドエンドミル」です。
単結晶ダイヤモンドエンドミルは、ダイヤモンドコートや超硬にくらべ鋭い刃先をもつダイヤモンド工具。CFRP特有のバリやデラミネーション(層剥離)を抑えて、精度の高い仕上げ加工が実現します。
〈改善後の効果〉
- CFRPの仕上げ加工が実現
単結晶ダイヤモンドエンドミルを使うことで、一般的なマシニングセンタで仕上げ工程までできるため、後工程を削減できます。仕上げ工程の標準化で量産品の品質安定にもおすすめです。(編集部)
CFRP加工の提案製品
- 製品情報※
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工具株式会社東京ダイヤモンド工具製作所単結晶ダイヤモンドエンドミル〈DTFC 繊維強化複合材料仕上げ加工用〉公式サイト関連事例はこちら
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