インライン画像測定器で全数検査の誤検知がなくなり精度向上
- 更新日:
- 2024/08/27 (公開日: 2023/06/13 ) 著者: 甲斐 智
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改善前画像検査装置による全数検査のお悩み
従来、量産ラインの全数検査では、画像処理システムを利用した「画像検査装置」が多く使われています。
しかし一般的なバックライト式の画像検査装置は、外乱光(外部からの光の干渉)による誤検知が起こりやすく、ラインストップが発生することがありました。またワークの位置がすこしでもズレてしまうと、正確な測定ができず、測定精度が低下してしまいます。
〈改善前のお悩み〉
- 外乱光の影響で誤検知が発生する
- ワークの位置ズレで測定精度が低下する
改善後インライン投影画像測定器で、誤検知がなくなり精度向上
バックライト式の画像検査装置は、光に照らされたワークをカメラで撮影して寸法を判別しますが、光の当て方や角度調整がむずかしく、誤検知や精度低下の要因となっていました。そこで採用されているのが、キーエンスの「インライン投影画像測定器」です。
インライン投影画像測定器は、外乱光に強く、工場の環境を問わず測定が可能。被写界深度が最大15mmと大きく、ワークのズレや傾きがあっても、正確に測定することができます。
〈改善後の効果〉
- 外乱光に強く誤検知が起こらない
- ワークのズレや傾きがあっても、正確に測定できる
専用の測定器を必要とする、歯車の全数検査(OBD検査)やネジ検査など、測定項目が多いワークも一瞬で検査することができ、現場の生産性向上に貢献します(編集部)
全数検査の提案製品
- 製品情報※
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測定機株式会社キーエンスインライン投影画像測定器〈TM-X5000〉
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