
【徹底解説】製造業の転職におすすめ!転職エージェントの選び方
- 更新日:
- 2023/04/04 (公開日: 2021/04/03 ) 著者: 甲斐 智
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- メーカー・製造業ではたらく|
2022年現在、5G・AIやIoTの加速にともない 「製造業(技術系)ものづくりエンジニア」の採用ニーズ がより高くなっています。
特に自動車・半導体・産業機械業界では、機械・電気・生産エンジニアをはじめ、さまざまな分野で「ものづくりエンジニア」の採用が広がっており、売り手優位の「転職市場」で、これまでのものづくりの経験を活かしキャリアアップを図る絶好の機会となっています。
この記事でははじめての「転職」でも失敗しない、製造業ものづくりエンジニアの転職に特化した「転職エージェント」の選び方についてご紹介いたします。

製造業の働き方改革について:引用元: 経済産業省 ものづくり白書|ものづくり労働者の雇用・労働の現状
2018(平成30)年に成立した、いわゆる「働き方改革関連法」に基づき、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保等のための措置を講ずるもので、2019(平成31)年4月1日から順次施行されている。
…(中略)…
転職が不利でない労働市場が実現すれば、働く人は自らキャリアを設計することが可能となる。
製造業(技術系)ものづくりエンジニアに特化した「転職エージェント」とは
転職エージェントは、製造業専任コンサルタントが「スキルや経験を生かした適職」を見つけ出し、すべて無料で転職を支援してくれる紹介サービスです。
具体的な転職プランがなく「何からはじめていいかわからない…」という方でも、製造業に精通した転職のプロにこれからのキャリアプランを気軽に相談することができます。
引用元:転職エージェントの仕組み|Career Rules
メーカー・企業と転職者との間に転職エージェントが入り、面接対策から給与交渉まで手厚いサポートをしてくれることも特徴。
製造業・ものづくりエンジニアで未経験の異分野に挑戦するのであれば、ぜひ活用したいサービスです。
転職エージェントに聞けば、転職しないにしても自分の客観的な市場価値を教えてくれます。引用元: エルダー2020年12月号
製造業(技術系)エンジニアの転職で、転職エージェントを使う4つのメリット
① 全体の80%を占める、製造業・メーカーの「非公開求人」にアプローチできる

転職エージェントを活用する一番のメリットは、 「非公開求人」 です。
非公開求人とはその名の通り、「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」「エン転職」などの転職サイトや企業の採用ページでは公開されていない、非公開の求人です。
引用元:メイテックネクスト|全求人の約80%は、サイトに載っていない「非公開求人」
企業求人全体の80%がこの「非公開求人」ともいわれており、これらのプレミアムな求人に応募するには転職エージェントを介す必要があります。
特に製造業・メーカーでは他の業界にくらべ転職サイトへの掲載が少ない傾向にあります。
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〈採用企業のメリット〉
- 新製品開発やプロジェクトの採用を、極秘裏に進めることがでる
- 企業の適正にあった人材を、効率よく集めることができる
- 応募が殺到してしまうと、採用担当者の手が回らない
- 成功報酬型のため、採用にかかる費用負担が少ない
② 製造業の業界情報が手に入る
引用元:特定技能総合支援サイト|産業機械製造業分野
ひとことに「製造業」といっても、金属・半導体・食品・薬品など 分野が変わると解らないことばかり 。
転職エージェントには、それぞれの分野に精通した専任コンサルタントが多数在籍。
業界特有の事情や転職情報まで、転職に有利なさまざまな情報を知ることができます。
一般的に知られていないメーカーでも、その社風から面接対策まで色々と教えてもらうこともできます。
③ 限られた時間のなかで、たくさんの製造業・メーカーにアプローチできる
引用元:特定技能総合支援サイト|制度の取り組み状況
転職エージェントでは面接の日程調整から企業との連絡まで、すべての応募を仲介してくます。
そのため煩雑なやりとりがなくなり、限られた時間でたくさんの企業にアプローチすることができます。
(内定が決まるまで企業とのやりとりはほぼありません)
また選考後には企業からのフィードバックもあるため、不採用でも次の選考に活かすこともできます。
④ 製造業・メーカーに積極的に推薦、転職成功率が高い

転職エージェントは、企業の採用担当者と密にコミュニケーションを取っています。
転職者の紹介時に、転職者の「人柄」や「強み」など、履歴書・職務経歴書には書くことができない情報を、企業の採用担当者に直接推薦しているのです。
そのため採用基準を満たしていなくても、選考の土俵に上がれることが多々あります。
(未経験・異分野への転職では特に大切です!)
転職エージェントが転職活動を全面支援してくれるため、転職活動を優位に進めることができます。
\まずはここから!おすすめ転職エージェント/
製造業(技術系)転職エージェントのデメリット

転職エージェントは無料で利用できるため、大きなデメリットは特にありません。
転職エージェント利用にあたり、おすすめできないケースをご紹介します。
① 転職者に転職意思がないケース
転職意思がないにも関わらず登録してしまうと、案件の紹介が「しつこい…」と感じる場合があります。
転職エージェントが積極的な理由は、そのビジネスモデルにあります。
転職エージェントは、転職先の企業から「成功報酬」をもらうことで成り立っているのです。
そのためより高い年収への転職を成功させることが、「エージェントの利益」にもつながります。
転職者と転職エージェントとの間には、相互利益の関係が成り立っているのです。
② 転職エージェントが製造業に弱いケース
幅広い業種・職種を扱う、総合転職エージェントに多い失敗例です。
転職エージェントが製造業に弱い場合、コンサルタント自体にも業界知識がなく的外れな求人提案が多くなることがあります。
③ 転職を急かされるケース
転職を急かすような転職エージェントにも注意が必要です。
自社の利益やコンサルタントのノルマのために動いていることが多く、おすすめできません。
キャリアプランについて、 しっかりと相談に乗ってくれる転職エージェント を選びましょう。
技術系転職エージェント活用の流れとサポート内容(製造業編)
引用元:転職エージェント利用の流れ|Career Rules
転職エージェント申し込みから内定までの代表的な流れをもとに、サポート内容をご紹介します。
〈代表的な流れ〉
- 1. 転職エージェントに無料登録
- 2. 転職面談(ヒアリング)
- 3. 転職者と企業との求人マッチング
- 4. 職務経歴書の添削・面接アドバイス
- 5. 面接・選考の日程調整
- 6. 給与・雇用条件の交渉
各サイトの登録フォームから登録をします。
正確な転職サービスを受けるためにも、
必ず実名・実住所で登録
しましょう。
(人材業界は個人情報保護法に厳しいため、個人情報が悪用されるリスクはありません)
学歴・職歴を入力する必要がありますが、後から修正もできるためまずは概要だけでもOKです。
(最短1~3分でフォーム入力が完了するサイトも多いです)
引用元:都道府県ごとの魅力的な企業のご紹介|厚生労働省
後日連絡があり、専任コンサルタントとの面談(ヒアリング)となります。
(最近は現地の面談だけでなく、電話やリモートでの面談も主流となっています)
面談といっても「面接」ではなく、ヒアリングや診断といった1時間程度の気軽なものです。
(転職者の実情に合わせ、土日祝日の面談が可能な会社も多いです)
コンサルタントは転職者の味方です!
よりよい求人に出会うためにも、転職の悩みや希望を正直に伝えていきましょう。
製造業のメーカー・企業の「非公開求人案件」をもとに、専任コンサルタントが転職者にあった求人票を無料で紹介していきます。
もちろんすべての求人に応募する義務はありません。
たくさんの「非公開求人」のなかから、興味のある求人に応募の意思を示しましょう。
自身のスキルで通用するか心配な方は、エージェントを通じて企業に事前相談することも可能です。
(転職者の許可なく、個人情報が紹介企業へ渡ることはありません)
引用元:在職労働者のお仕事探し|厚生労働省
製造業での転職では「職務経歴書」が重要です。
転職エージェントでは、
企業にあわせた「職務経歴書」について徹底的にサポート
をしてくれます。
企業側の求める人材像にあわせて、自分自身を効果的にアピールすることができます。
面接のアドバイスもしてくれるため、面接に不安のある方でも安心して選考に挑むこどができます。

いますぐ転職の意思がなくても、プロに書類添削をお願いする感覚で登録するのも良いでしょう
転職エージェントが企業と転職者との間に入り、面接や選考の日程を調整ます。
現在の仕事が忙しい場合、スケジュールを管理してもらうことで少ない時間を有効活用することができ助かります。
平日の18:00以降の面談や土日の選考など、希望スケジュールを積極的に伝えましょう。
引用元:在職労働者のお仕事探し|厚生労働省
個人ではしづらい年収の交渉も、転職エージェントを介すことで積極的に行うことができます。
もちろん「お金にうるさいと選考で落とされる…?」といった心配もありません。
(年収アップは転職エージェントの報酬アップにもつながるため、積極的にサポートしてくれます)
入社時期や手当てなどの相談も、転職エージェントを通じてスムーズに行うことができます。
\まずはここから!おすすめ転職エージェント/
製造業(技術系)に特化した「転職エージェント」の選び方

ひと口にエンジニア向けの転職エージェントといっても、システムエンジニアや製造エンジニアなどさまざまな分野があります。
製造業・ものづくりエンジニアの転職には、
製造業に特化した転職エージェントの活用がおすすめ
です。
数百社以上の転職エージェントのなかから、製造業に精通したおすすめの転職エージェントをご紹介いたします。
はじめは面倒ですが、最低でも2社以上の転職エージェントに登録し比較検討することが、転職エージェントを使いこなす近道となります。
おすすめ転職エージェントは適時見直し、更新しています!
【キャリアアップで選ぶ】定番の製造業向け転職エージェント
キャリアアップや異業種へのチャレンジにおすすめの、定番の転職エージェントです。
まずはこれらの転職エージェントを登録し、転職活動の足がかりとしていきましょう。
業界No.1の求人数、技術系転職エージェントの先駆け〈メイテックネクスト〉
メーカー系エンジニアに特化した転職エージェント〈マイナビメーカーAGENT〉
先端技術・イノベーション領域に強い転職エージェント〈Kaguya〉
【20代・第二新卒で選ぶ】理系のための転職エージェント
20代の第二新卒に強い転職エージェント〈UZUZ(ウズウズ)〉
【地域で選ぶ】製造業向け転職エージェント
20代×東海エリアに強い転職エージェント〈アドプラ〉
地方に強い転職エージェント〈ヒューレックス(HUREX)〉
【年収で選ぶ】製造業向け転職エージェント
グローバル・外資系・ハイクラスの転職支援〈Samurai Job〉
技術系転職エージェントを利用するにあたり、よくあるお悩み

年齢の制限について


未経験・異業種へのチャレンジの場合20~30代、即戦力・スキルアップの場合40代の利用が多いようです。
50代の転職では「シニア転職」というカテゴリになるため、サポート内容が変っていきます。
経験やスキルがおなじであれば若いほど転職に有利なので、思い立ったら早めに登録しましょう。
製造業の経験について


未経験歓迎の転職エージェントも多くあり
、理系であれば大学での研究内容を評価してくれるエージェントもあります。
第二新卒(20代、新卒に近い社会人経験者)に限っては、未経験であっても引く手あまたです。
製造業の転職に〈メイテックネクスト〉をおすすめする理由
- メイテックネクストをおすすめする理由
当サイト運営者の私自身、製造業の中途採用担当者として8社以上の転職エージェントを使いながら採用活動をしてきました。
そのなかでもの製造業に精通したアドバイザーが多く、求職者とのマッチングが高かったのが〈メイテックネクスト〉です。
企業からの信頼が厚い、メイテックネクストならではの2つのメリットがあります。求人数常時10,000件以上、約80%は非公開求人
メリット1選考の通過率がアップ!
メリット2給与・年収がアップ!
公式https://www.m-next.jp/
メイテックネクストは、企業の人事担当とのパイプが太いことが強み。
履歴書では書ききれないあなたの「人柄」や「強み」なども、正確に人事担当者に伝わります。
転職者の情報量が多いほど採用されやすい傾向にあり、〈大量募集〉→〈お祈りメール〉があたりまえの転職サイトとはちがい、選考の通過率がグンとアップします。
転職といえば、企業優勢の買い手市場というイメージが強く、給与や年収の交渉はタブーと思われがち…
しかし、製造業の「平均年収」や「転職事情」を知りつくしたメイテックネクストでは、あなたにかわり企業との年収交渉をすべて代行してくれます。
はじめての転職でもおくすることなく、適正給与+αの年収交渉ができます。
転職エージェントを利用した製造業エンジニアの声
知り合いのツイキャス見て転職エージェントの個人的感想。2017-18年は売り手市場でかつ、学歴はある程度あったので担当者は割とやる気だしてくれてた。
— まんちゅー (@manchu_d) November 29, 2019
メイテックネクスト
担当者が非常に丁寧。
大企業の求人が多く、書類通過率が非常に高かった。
応募数も急かされない程度でとてもやり易かった。
メイテックネクスト
— 焼酎JAPAN@生きる気力無し (@tanoppe9000) May 10, 2019
今回主力でお世話になったところ。人材派遣やってるとこってのは知ってたけど、そのコネ使ってるだけあって理系の企業に関してはめっぽう強いし、エージェントの理解度の高さが凄かった。理系の人ならここマジでオススメしておくわ。ちなみにここで転職先決めました。ありがとう。
新たに転職活動のお供としてメイテックネクストを利用していますが、製造業に強いだけでなく専門的な知識を有するエージェントで話が合う。
— もとき|複業Webライター (@moto40009499) July 9, 2020
面談の日までに私の職務経歴書を洗い出して紹介してくれた求人のマッチングが素晴らしい。
エッジの効いたレア案件で久しぶりにワクワクしました。
転職エージェントへの登録が面倒…という方へ

転職エージェントの登録は、メールアドレスや電話番号などを入力するためわずらわしい…とお思いの方も多いのではないでしょうか?
しかし実は面倒くさがり屋の方ほど、転職エージェントに向いています。
転職エージェントでは、転職にともなう今の会社の退職手続きなど、面倒な相談にも無料で乗ってくれるのです。
転職エージェントを使うことで、忙しい毎日の受け身な転職活動でも、転職を成功させることができます。
転職エージェントに登録するのって面倒。
— 生技の坂井@中小メーカーの生産技術 (@sakai44547345) June 28, 2021
と思って後回しにしていた転職エージェントにやっと登録しました!
登録は意外とあっさりで、さっそくAI絡みの大手メーカーからもオファーいただきました。
(私は今のところ中小狙いですが)
登録後はすべてラクラク、もっと早くに登録しとけばよかった…?
転職はタイミングがすべて!
年齢や時期によっては、転職が不利になることも…
数分の面倒な気持ちをおさえて登録を済ませることで、あなたの未来を確実に変えることができます。
\最短1分で登録完了!/
製造業(技術系)ものづくりエンジニアの「転職エージェント」まとめ
この記事では、製造業ものづくりエンジニアの転職に特化した「転職エージェント」について解説しました。
一般的には、年末ボーナスがもらえる12月から新年度がはじまる3月末頃が転職シーズンと言われていますが、製造業では慢性的な人手不足から「非公開求人」が年々増加しています。
転職シーズンにこだわらず、「思い立ったら、すぐ転職活動」するのがおすすめです。