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V曲げとは|板金加工の用語

V曲げとは|板金加工の用語

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2025/01/29 ) 著者: 甲斐 智
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加工技術の用語
     

V曲げ(ぶいまげ)は、V字形のパンチを用いて板材を押し曲げる基本的な加工方法です。金型がシンプルで、多様な曲げ加工に対応できるため、幅広く利用されています。
90度以外の角度にも成形可能ですが、板材を固定しないため、成形品の飛び出しや腰折れ(ダイ接触による変形)に注意が必要です。
V曲げには、「パーシャルベンディング」「ボトミングベンド」「コイニングベンド」の3種類があり、それぞれ成形精度やスプリングバックの特性が異なります。用途に応じて適切な方法が選ばれます。

参照元コラム
ベンディング加工の基礎知識

V曲げを要約すると…

  • V字形のパンチを用いた基本的な曲げ加工
  • 金型がシンプルで、多様な角度の成形が可能
  • 成形方法によって精度やスプリングバックが異なる

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この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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