
送り曲げとは|金属加工の用語
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2025/01/25 ) 著者: 甲斐 智
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送り曲げ(おくりまげ)は、材料を送りながら回転ロールを押しあてて曲げる加工方法です。この方法は、ロール曲げやロール成形(ロールフォーミング)などの技術に分類されます。送り曲げは、連続的に板材を曲面状や円筒状に加工できる点が特徴です。
ロール曲げでは、3本の回転ロールを使用して板材を送りながらパイプ状やアーチ状に曲げます。円弧のサイズは、ロールの位置や配置を調整することで精密に管理されます。一方、ロール成形では、複数のロールを用いて板材を連続的に加工し、複雑な断面形状を持つ長尺製品を製造します。レールやサッシなどの大量生産に適しています。
送り曲げは、効率的な生産が可能なため、建築部材や自動車部品の製造現場で広く活用されています。
- 参照元コラム
- 曲げ加工について詳しく解説|板金加工の基礎知識
送り曲げを要約すると…
- 材料を送りながら曲げる加工方法
- ロール曲げやロール成形が含まれる
- パイプや長尺製品の大量生産に最適
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