
AI搭載の3Dビジョンカメラで反射の強い部品を正確にピッキング
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2024/07/29 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前反射の強い部品におけるピッキングのお悩み
建機向けシャフト部品のピッキング作業での課題です。
人手不足のため、ロボットによる加工機への自動供給を検討していましたが、ワークがコンテナ内に何段にも積み重なっているのに加え、ワーク仕上げ後の反射の強さや防錆油の付着によって、ロボットがワークを正確に認識できない問題がありました。
〈改善前のお悩み〉
- コンテナに積み重ねられた反射の強い部品をピッキングしたい
- 加工機への供給工程を自動化したい
改善後AI搭載の3Dビジョンカメラで、安定したピッキングが実現
表面反射が強くコンテナ内に何段にも積み重ねられた部品は、ロボットビジョンによる正確な画像処理が難しいことがありました。そこで採用されているのが、Mech-Mindの「Mech-Eye」です。
Mech-Eye〈LSR L〉は、AIを搭載した3Dビジョンカメラ。ディープラーニングアルゴリズムで高精度な3Dデータの生成が可能で、密接に積み重ねられたシャフトでも、コンテナ全体を撮像し正確に位置を認識しピッキングすることができます。
また自社開発のレーザー構造化光法により、強い外乱光のある環境下(30,000lx以上)でも高精度な点群データを生成でき、油汚れや反射物など、外乱光のある環境にも対応することができます。
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〈改善後の効果〉
- 反射の強い部品でも、安定したピッキングが実現
- 供給工程の自動化で生産性が向上

建機向け部品は重量があり、自動化が急がれている分野のひとつです。
Mech-Eyeは、建機向けの駆動輪やバルブブロック、鋼板などで続々と採用されています。
バラ積みピッキングの提案製品
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