
面タッチタイプの自動着脱コネクタで油圧配管の接続不良を防止
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2023/11/21 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前オートパレットチェンジャーにおける配管接続のお悩み
オートパレットチェンジャー(APC:自動パレット交換装置)を搭載した、マシニングセンタによる自動化ラインでの課題です。
従来APCの油圧配管の切り替えには、オートカプラなどの自動着脱コネクタが使われていますが、コネクタの端面に切粉が体積し、接続不良を起こしてしまうことがありました。
APCは、ワークの外段取りや自動搬送に欠かせない重要な自動化機器ですが、接続不良が起こってしまうと、深刻なライン停止につながります。切粉の清掃にも時間がかかるため、いかに生産性を上げるかが課題となっていました。
〈改善前のお悩み〉
- コネクタの端面に切粉が体積し、接続不良が発生
- ライン停止や切粉の清掃で、生産性が低下
改善後オートコネクタで、油圧配管切り替えの接続不良を防止
一般的な自動着脱コネクタは、接続部分に切粉が溜まりやすく、接続不良や配管内のコンタミ発生の原因となってしまうことがありました。そこで採用されているのが、ナブテスコサービスの「オートコネクタ」です。
ナブテスコサービスのオートコネクタは、接続面に凹凸がない面タッチタイプのため切粉の清掃が簡単で、切粉の体積による接続不良を未然に防止することができます。また油圧配管内への粉塵のコンタミもなくなり、作動油の劣化も抑えます。
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〈改善後の効果〉
- コネクタの接続面に凹凸がなく、切粉の清掃が簡単
- ライン停止や切粉の清掃の手間がなくなり、生産性が向上

工作機械では、油圧やエア、クーラントなど多数の配管が使われており、オートコネクタによってさらなる生産性向上が期待できます。
ナブテスコサービスでは、お使いの生産設備に合わせて、コネクタひとつからオーダーメイドで設計・製作が可能です。検査ラインや金型交換、ロボットのツールチェンジャーなど、さまざまな生産現場で活用されています。(編集部)
自動着脱コネクタの提案製品
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