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電子ビーム溶解法とは|金属3Dプリンターの造形技術の用語

電子ビーム溶解法とは|金属3Dプリンターの造形技術の用語

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2025/01/25 ) 著者: 甲斐 智
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加工技術の用語
     

電子ビーム溶解法(でんしびーむようかいほう)は、金属3Dプリンターの造形方式のひとつです。敷き詰めた金属粉末に電子ビームを照射し、溶かしながら層を重ねていくことで、複雑な形状の部品を造形します。
電子ビーム溶解法は、EBM(Electron Beam Melting)とも呼ばれます。真空中で電子ビームを照射するため、レーザーに比べて高出力で、高速な造形が可能です。加工温度は約1000度に達します。
造形後は余分な粉末を除去して部品を取り出します。

参照元コラム
金属3Dプリンタとは?金属3Dプリント方式と工作機械のAM技術

電子ビーム溶解法を要約すると…

  • 金属粉末に電子ビームを照射し、溶かしながら層を重ねて造形する技術
  • EBM(Electron Beam Melting)とも呼ばれる
  • 真空中で高出力の電子ビームを使用し、高速な造形が可能

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この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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