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中ぐり加工とは|精密穴加工の用語

中ぐり加工とは|精密穴加工の用語

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2025/01/30 ) 著者: 甲斐 智
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加工技術の用語
     

中ぐり加工(なかぐりかこう)は、ドリルで開けた下穴をさらに広げる加工方法です。ボーリング加工とも呼ばれ、ボーリングバーという工具を用いて、穴の内面を削ります。
中ぐり加工は、エンジン部品のような精密な穴加工に欠かせません。加工中は、切粉の排出が重要で、深い穴や薄肉の部品では、工具の振動によるびびり(共振)を防ぐ工夫が求められます。
中ぐり加工には、専用のNC中ぐり盤や、さまざまなNC工作機械が使われます。

参照元コラム
中ぐり加工とは|中ぐりの工程と中ぐり盤を解説

中ぐり加工を要約すると…

  • ドリルで開けた下穴を広げる加工方法
  • ボーリングバーを使用して穴の内面を削る
  • 精密な穴加工に適し、専用の工作機械を使用

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この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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