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ブローホールとは|鋳造不良の用語

ブローホールとは|鋳造不良の用語

更新日:
2025/02/08 (公開日: 2025/02/08 ) 著者: 甲斐 智
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加工技術の用語
     

ブローホール(ぶろーほーる)は、鋳物の内部にできる大きな空洞のことです。鋳造時に金属が冷える過程でガスが抜けきれず、空気の泡が残ることで発生します。強度の低下や破損の原因となるため、鋳造条件の最適化やガス抜き対策が必要です。
なお、鋳物の表面や内部にできる微細な気泡は、ピンホール(ぴんほーる)と呼ばれます。小さな穴ですが、腐食の原因となることがあるため注意が必要です。

参照元コラム
鋳造とは?鋳造の歴史とさまざまな鋳造法

ブローホールを要約すると…

  • 鋳物内部にできる大きな空洞
  • 冷却時のガスが抜けずに発生
  • 強度低下や破損の原因となる

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この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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