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溶湯とは|鋳造工程における重要な要素の用語

溶湯とは|鋳造工程における重要な要素の用語

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2025/02/03 ) 著者: 甲斐 智
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溶湯(ようとう)は、高温で溶かした金属の液体状態を指します。鋳造工程では、この溶湯を鋳型に流し込み、冷やして固めることで製品を作ります。
ダイカスト鋳造法では、アルミや亜鉛の溶湯を高速・高圧で金型に注入し、精密な鋳物を製造します。一方、金型重力鋳造法では、重力を利用して溶湯をゆっくり流し込み、強度の高い鋳物を作ります。
温度や流し込む速度の適切な管理が、鋳造製品の品質を左右します。

参照元コラム
鋳造とは?鋳物の種類や特徴を解説

溶湯を要約すると…

  • 溶湯は、高温で溶かした金属の液体状態
  • 鋳造では、溶湯を鋳型に流し込み、冷やして固める
  • 温度や流し込む速度の管理が品質を左右する

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この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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