AI搭載の3Dビジョンカメラで複雑な部品を正確にピッキング
- 更新日:
- 2024/08/27 (公開日: 2024/07/29 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前小さく複雑な部品におけるピッキングのお悩み
バラ積みされたドライブシャフトジョイントのピッキング作業での課題です。
人手不足のため、ロボットによる加工機への自動供給を検討していましたが、ワークが小さく複雑なため、ロボットがワークを正確に認識できない問題がありました。
また工場の照度が高く、ワーク自体にも油汚れによる光の乱反射があるため、精度の高いロボットビジョンを使っても、上手くワークをピッキングすることができません。
〈改善前のお悩み〉
- 小さく複雑な部品を正確にピッキングしたい
- 加工機への供給工程を自動化したい
改善後AI搭載の3Dビジョンカメラで、安定したピッキングが実現
ドライブシャフトジョイントなどの精密部品は、表面構造が複雑なため、ロボットビジョンによる正確な画像処理が難しいことがありました。そこで採用されているのが、Mech-Mindの「Mech-Eye」です。
Mech-Eye〈LSR L〉は、AIを搭載した3Dビジョンカメラ。ディープラーニングアルゴリズムで高精度な3Dデータの生成が可能で、バラ積みされた体積の小さい複雑な部品でも、正確に位置を認識しピッキングすることができます。
また自社開発のレーザー構造化光法により、強い外乱光のある環境下(30,000lx以上)でも高精度な点群データを生成でき、油汚れや反射物など、外乱光のある環境にも対応することができます。
〈改善後の効果〉
- 複雑な部品でも、安定したピッキングが実現
- 供給工程の自動化で生産性が向上
自動車部品加工では、ベアリングやギアボックスハウジング、ブレーキディスクなど、さまざまな部品のピッキング・供給工程で採用されています。
多品種少量生産の増えている自動車部品加工におすすめです。
バラ積みピッキングの提案製品
- 製品情報※
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ロボットMech-Mind株式会社産業用3Dカメラ〈Mech-Eye〉公式サイト詳細情報はこちら
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