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NC旋盤とは|丸物の高精度加工の用語

NC旋盤とは|丸物の高精度加工の用語

更新日:
2025/02/18 (公開日: 2025/02/17 ) 著者: 甲斐 智
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工作機械・鍛圧機械の用語
     

NC旋盤(えぬしーせんばん)は、コンピュータ制御により金属の旋削加工を行う工作機械です。主に円筒形の部品加工に適しており、自動車のシャフトやスマートフォンの精密部品など、丸物の量産に活用されています。
タレットと呼ばれる旋回式の刃物台に複数の工具を装着し、外周削り、穴あけ、ねじ切りなどを自動で連続的に行います。これにより、作業者によるばらつきを抑え、安定した高精度加工が可能です。
近年では、マシニングセンタの機能を組み合わせたターニングセンタと呼ばれる複合機も登場し、さらなる多機能化が進んでいます。英語では「CNC Lathe」と表記されます。

参照元コラム
NC旋盤とは?NC旋盤の種類を解説

NC旋盤を要約すると…

  • 丸物の高精度加工に適用
  • 安定した高精度加工を実現
  • 複合機による多機能化が進行中

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この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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