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多軸自動旋盤とは|精密部品大量生産の用語

多軸自動旋盤とは|精密部品大量生産の用語

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2025/01/25 ) 著者: 甲斐 智
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工作機械・鍛圧機械の用語
     

多軸自動旋盤(たじくじどうせんばん)は、複数の主軸を持つNC自動旋盤です。4軸、5軸、6軸、8軸、12軸などのタイプがあり、各主軸が同時に異なる工程を担当します。
例えば、4軸タイプでは、ワークの着脱、旋削、穴あけ、中ぐりの4つの工程を分担し、4つのワークを回転移動させながら同時に加工します。これにより、刃物を効率的に使用でき、サイクルタイムの短縮が可能です。
多軸自動旋盤は、ベアリング部品や自動車部品などの小型精密部品の大量生産に適しています。

参照元コラム
CNC自動旋盤とは?量産に特化したCNC自動旋盤のメリットと種類

多軸自動旋盤を要約すると…

  • 複数の主軸で同時加工し、生産性を向上
  • 工程を分担し、サイクルタイムを短縮
  • 小型精密部品の大量生産に最適

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この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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