HOME > 金属加工の用語集 > 通し送り研削とは|連続送りで仕上げる研削法
通し送り研削とは|連続送りで仕上げる研削法

通し送り研削とは|連続送りで仕上げる研削法

更新日:
2025/09/29 (公開日: 2025/09/29 ) 著者: 甲斐 智
関連タグ:
加工技術の用語
     

通し送り研削(とおしおくりけんさく)は、工作物を一定方向に連続して送りながら研削する方法です。
調整砥石の軸を傾けてワークを回転させつつ送り出す構造で、テーブルの往復運動を必要としません。
棒材や長尺部品など細長いワークの外径仕上げに適しており、ワークを連続供給できるため生産性が高いのが特長です。
真円度や寸法精度を安定して確保でき、大量加工に効果的です。

通し送り研削|用語集
通し送り研削のイメージ
参照元コラム
研削加工の基礎知識

通し送り研削を要約すると…

  • 調整砥石でワークを回転・送りながら研削
  • 棒材や長尺など細長いワークに最適
  • 連続供給で高い生産性を実現

\今すぐわかる!技術用語を検索/


「通し送り研削」とあわせて知っておきたい用語



この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
researchmap ID:R000028669
J-GLOBAL ID 202101006017437323

XLinkedInFacebookInstagramnote

所属
掲載・登録
運営サイト