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SS材とは|構造用一般鋼材として広く使われる鋼材

更新日:
2025/09/29(公開日:2025/09/29) 著者:甲斐 智
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SS材(えすえすざい)は、JIS規格で「一般構造用圧延鋼材」を示す名称です。
炭素量が少なく熱処理を行わずそのまま使用することを前提とした材料で、溶接性や加工性に優れています。
加工性とコストのバランスがよく、建築物や橋梁、船舶、鉄道、自動車、産業機械など幅広い分野で利用されています。
代表的なものにSS400やSS490があり、数字は引張強さ(N/mm2)の基準値を表しています。

参照元コラム
炭素鋼とは?種類・特徴・用途を解説

SS材を要約すると…

  • 一般構造用圧延鋼材の総称
  • 炭素量が少なく溶接性・加工性に優れる
  • 代表例はSS400・SS490で建築や機械部品に使用

「SS材 」とあわせて知っておきたい用語



この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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