HOME > 金属加工の用語集 > 鋳鉄とは|炭素を多く含む鉄合金
鋳鉄とは|炭素を多く含む鉄合金

鋳鉄とは|炭素を多く含む鉄合金

更新日:
2025/09/29 (公開日: 2025/09/29 ) 著者: 甲斐 智
関連タグ:
材料・処理の用語
     

鋳鉄(ちゅうてつ)は、炭素を2.14~6.67%含む鉄合金で、ケイ素を多く含むのが特徴です。
鋳造性が高く複雑な形状を作りやすく、強度・硬さ・振動吸収性にも優れています。
一方で靭性が低く衝撃に弱いため、用途に応じて成分や製造方法を工夫する必要があります。
産業用途だけでなく、マンホールや水道管など身近な製品にも広く用いられています。
工作機械のベッドやエンジンブロックなど工業部品にも欠かせない材料です。

鋳鉄  |用語集
鋳鉄 のイメージ
参照元コラム
鋳鉄とは?種類・特徴・用途を解説

鋳鉄を要約すると…

  • 炭素2.14~6.67%を含む鉄合金
  • 鋳造性・強度・硬さ・振動吸収性に優れる
  • マンホールから機械部品まで幅広く利用

\今すぐわかる!技術用語を検索/


「鋳鉄 」とあわせて知っておきたい用語



この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
researchmap ID:R000028669
J-GLOBAL ID 202101006017437323

XLinkedInFacebookInstagramnote

所属
掲載・登録
運営サイト