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塑性加工とは|材料を変形させる加工技術

更新日:
2025/09/29(公開日:2025/09/29) 著者:甲斐 智
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塑性加工(そせいかこう)は、金属や樹脂などの材料に大きな外力を加え、割れを生じさせずに所定の形状に変形させる加工方法です。
材料の塑性変形を利用し、板材や棒材を曲げる・伸ばす・絞るなど多様な成形が可能で、鍛造や曲げ加工、せん断加工もこの分類に含まれます。
特に金型を用いたプレス加工は大量生産に欠かせず、自動車部品ではプレス成形の約70%を占めています。
除去加工に比べて材料ロスが少なくスピードも速いため、大量生産に適した効率的な方法です。

塑性加工|用語集
塑性加工のイメージ
参照元コラム
塑性加工とは?種類や特徴を解説

塑性加工を要約すると…

  • 大きな力で材料を割れずに変形させる加工
  • 鍛造・曲げ・プレスなど多様な方法を含む
  • 材料ロスが少なく大量生産に最適

「塑性加工」とあわせて知っておきたい用語



この用語の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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