
SEOにかかせない見出しタグとは|製造業での見出し設定例を解説
- 更新日:
- 2021/04/26 (2021/01/28 公開) 編集者:甲斐 智
SEO対策優先度
見出しタグは、コンテンツのなかで使われる基本的なHTMLのタグです。
見出しを正し使いキーワードを含めることで、
検索上位表示に強いページ
をつくることができます。
この記事では「SEOに効くタグの使い方」について解説します。

見出しタグとは
見出しタグとは、サイトコンテンツの「タイトル」や「ヘッドライン」で使われる基本的なHTMLのタグです。
大見出しから小見出しまでを、<h1>○○○</h1>から<h6>○○○</h6>のタグを使ってマークアップします。
(例えばこの文章の見出しは、<h2>見出しタグとは</h2>と設定されています)
見出しタグには検索エンジンに「このページは何について書かれているか?」を伝える重要な役割があります。

その見出しタグ…ちゃんと設定されている?
見出しタグはホームページを構成する上でかかせない ”初歩的なタグ” です。
しかしWeb制作会社でつくられたホームページでも、デザインを優先するあまり正しく設定されていないケースもめずらしくありません。
自社ホームページの見出しタグがきちんと設定できているか、今一度確認しましょう。
見出しタグの調べ方
見出しタグが設定されているかを調べるには、さまざまなツールがあります。
ここではおすすめツール(ラッコツールズ)を使った、見出しの見方をご紹介します。

見出しの構成が「本の目次」のような階層になっており、見出しを見ただけで何について書かれているかがわかるのが理想的です。

○ 良い例

当社が運営している「工作機械情報サイト(はじめの工作機械)」の見出し例です。
[h1][h2][h3]が階層状にならんでいます。
× 悪い例

一番重要な[h1]が空欄になっており、[h2][h3]の順番も不規則です。
見出しタグの使い方
見出しタグには基本的な使い方があります。
設定自体は難しくありませんが、サイトの構造によってはサイト制作会社に依頼する必要があります。

〈見出しタグのチェックポイント〉
□ [h1]は、タイトルを少し補足すればOK |
□ [h1]から[h6]まで順番に使う(実際の利用は[h4]くらいまででOK) |
□ [h1]は、原則1ページにつき1回だけし利用(その他の見出しは複数可) |
□ 見出し以外の目的で使わない(文字を目立たせる、サイズを調整するなど) |
□ 過度に長くしない(コンテンツの要約を簡潔に伝えましょう) |
〈見出しのキーワード例〉
製造業のホームページでは、「特徴」「仕様」「ダウンロード」などの定型見出しがどうしても多くなりがちですが、なるべくキーワードを入れるようにしていきましょう。
△:特徴 → ○:□□□工程で使われる□□□センサの特徴 |
△:仕様 → ○:□□□センサの仕様 |
△:事例 → ○:□□□工程の不良品削減事例 |
SEOに効くタグの使い方とは?まとめ
この記事では「SEOに効くタグの使い方」について解説しました。
技術的なトピックスを検索すると、企業ブログや個人ブロガーの技術記事が上位表示されることがよくあります。
ブログがSEOに強い理由のひとつは、文章を書くなかで自然と「最適な見出し」が設定されていくためです。
この記事が、製造業Web担当者さまの「SEO対策」にお役に立てばうれしいです。