サジェストワードとは|サジェストワードで製造業の検索ニーズを知る
- 更新日:
- 2021/04/26 (2021/01/27 公開) 編集者:甲斐 智
SEO対策優先度
サジェストワードとは、検索キーワードの後ろにスペースを入力すると自動で表示される「検索候補」のことです。
サジェストワードをもとにエンジニアが「どんなコンテンツを探しているのか?」を予想し、 ユーザー目線のコンテンツをつくる ことがSEO対策の近道となります。
この記事では「キーワードとあわせて使われるサジェストワード」について解説します。
サジェストワードとは?
製造業のSEO対策で使われる基本的なキーワードは、「製品カテゴリ」や「製品名」です。
しかし競合が多いジャンルの場合、ひとつのキーワードだけでページを上位表示させるのは難しく、複数のキーワードを組み合わせることになります。
そこで使われるのが「サジェストワード」です。
サジェストワードを知ることで、ユーザーが何を探しているのか?(検索意図)がわかります。
サジェストワードの事例紹介
Q. FAセンサの製造メーカーです。
「光電センサ」と検索したときに、大手メーカーや製造業ポータルサイトが上位表示され、当社の製品が表示されません。
A. 「光電センサ」は、製造業のなかでもかなり大きなキーワード。
そのため、基本的なSEO対策だけではなかなか上位表示は見込めません。
サジェストワードを使い、さらに内容を絞ったコンテンツを発信していく必要があります。
エンジニアが「光電センサ」と一緒に検索しているサジェストワードは以下の通りです。
〈光電センサのサジェストワード 例〉
- 光電センサ ファイバセンサ 使い分け
- 光電センサ 透過型 反射型 使い方
- 光電センサ 近接センサ 違い
- 光電センサ PNP NPN 違い
- 光電センサ 光軸合わせ
- 光電センサ 選定方法
これらのサジェストワードから、光電センサの「選び方」や「使い方」を解説したコンテンツが求められていると予想できます。
これらの検索ニーズを満たすコンテンツをつくり、そのなかで自社製品をPRしていきましょう。
(どちらのキーワードを選定するかで、検索順位も多少影響を受けます)
これらの用語はJISで正式に決められている場合もありますが、実際にはGoogle検索結果数をもとに「多く使われている方」を採用するのが無難です。
サジェストワードの調べ方
サジェストワードを調べるツールには、さまざまなWebサービスがあります。
ここではおすすめツール(ラッコキーワード)を使った、共起語の調べ方をご紹介します。
表示されたキーワードが「サジェストワード」です。
自社と関連性の高いキーワードをピックアップし、コンテンツ制作に活かしましょう。
サジェストワードとは?まと
この記事では「キーワードとあわせて使われるサジェストワード」について解説しました。
サジェストワードは実際にユーザーが検索している言葉です。
エンジニアの悩みや現場の課題がつまっており、製品開発につながるようなヒントも隠れています。
サジェストワードをもとにエンジニアが「どんなコンテンツを探しているのか」を予想し、ユーザー目線のコンテンツをつくることが大切です。
この記事が、製造業Web担当者さまの「SEO対策」にお役に立てばうれしいです。