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自在に動くツールアームでタッパーによるタップ加工が安定

自在に動くツールアームでタッパーによるタップ加工が安定

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2022/08/20 ) 著者: 甲斐 智
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改善前手持ちのタッパーによるタップ加工のお悩み

従来、タッピング盤やボール盤ではタップが届かない広いワークのタップ加工では、電動ドライバー型のタッパーが使われます。しかし手持ちツールのため加工姿勢が安定せず、斜めにタップを切ってしまうというお悩みがありました。

〈改善前のお悩み〉

  • 手持ちのタッパーで安定したタップ加工を行いたい

改善後ツールアームによる補助で、タッパーによるタップ加工が安定

一般的に手持ちのタッパーは取り回しが良く汎用性が高いことが特徴ですが、広いワークでは加工姿勢が崩れてしまい、加工不良になってしまうことがあります。そこで採用されているのが、ベッセル「ツールアーム」です。
自在に動くツールアームでタップ加工を補助。バランサーによってタッパーをまっすぐ垂直に降ろすことができるため、加工精度が安定します。

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〈改善後の効果〉

  • 手持ちのタッパーを使ったまま、安定したタップ加工が実現
タップ加工の安定化について|作業者の負担軽減にもおすすめ
作業者の負担軽減にもおすすめ
ツールアームには、タップ後の反力を吸収し手首への負担を軽減する効果もあります。
ドリルやドライバーの取り付けにも対応しているため、タップだけでなく穴あけ・ねじ締めにも対応可能。作業者の負担軽減にもおすすめです。(編集部)

タップ加工の提案製品

製品情報
タップ加工の安定化について|ツールアーム〈VAB-5/HFB-300-1〉
工具
株式会社ベッセル
ツールアーム〈VAB-5/HFB-300-1〉
※製品情報について 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください

加工工程工具株式会社ベッセル精度向上

この改善事例の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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