HOME > 工作機械の改善事例 > 超硬カッター装着のグラインダーで難削材のバリ取りを効率化
超硬カッター装着のグラインダーで難削材のバリ取りを効率化

超硬カッター装着のグラインダーで難削材のバリ取りを効率化

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2022/08/20 ) 著者: 甲斐 智
関連タグ:
改善事例
     

改善前難削材におけるバリ取りのお悩み

航空機のジェットエンジンに使われるタービンブレードの加工は、高い精度が求められるため、仕上げでの精密なバリ取りが欠かせません。バリは作業者によって研磨されますが、タービンブレードには耐熱性の高いインコネル・チタンなどの難削材が使われているためバリの除去がむずかしく、効率の良い工具が求められていました。

〈改善前のお悩み〉

  • 難削材の加工精度を向上させたい
  • 難削材のバリ取りを効率よく行いたい

改善後エアーマイクログラインダーで、仕上げ工程のバリ取りを効率化

バリ取りの効率化について|エアーマイクログラインダー
エアーマイクログラインダー〈GT-MG55/MG35シリーズ〉

一般的に耐熱性の高い難削材は粘り気があり、ロールオーバーバリ(一次バリ)が発生しやすい課題があります。そこで採用されているのが、ベッセルの「エアーマイクログラインダー」です。
エアーマイクログラインダーは、複雑なワークのバリ取りに最適な小型のグラインダー。厚みがある大きなロールオーバーバリも、超硬ロータリーカッターで効率的に除去することができます。

クリックで拡大表示されます

〈改善後の効果〉

  • 難削材の仕上げ精度が向上
  • 難削材の効率的なバリ取りが実現
バリ取りの効率化について|カッターマークの除去にもおすすめ
カッターマークの除去にもおすすめ
エアーマイクログラインダーは、先端工具を交換することでさまざまな加工に対応。ミニ砥石を装着することで、エンドミルによるカッターマーク(切削痕)を精度よく仕上げることができ、外観が重視される部品の仕上げにもおすすめです。(編集部)

難削材のバリ取りの提案製品

製品情報
バリ取りの効率化について|エアーマイクログラインダー〈GT-MG55/MG35シリーズ〉
工具
株式会社ベッセル
エアーマイクログラインダー〈GT-MG55/MG35シリーズ〉
※製品情報について 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください

加工工程工具株式会社ベッセル生産性向上

この改善事例の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
researchmap ID:R000028669
J-GLOBAL ID 202101006017437323

XLinkedInFacebookInstagramnote

所属
掲載・登録
運営サイト

「 バリ取りの効率化 」とあわせて参考にしたい事例