
超硬カッター装着のグラインダーで難削材のバリ取りを効率化
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2022/08/20 ) 著者: 甲斐 智
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この改善事例のポイント
改善前難削材におけるバリ取りのお悩み
航空機のジェットエンジンに使われるタービンブレードの加工は、高い精度が求められるため、仕上げでの精密なバリ取りが欠かせません。バリは作業者によって研磨されますが、タービンブレードには耐熱性の高いインコネル・チタンなどの難削材が使われているためバリの除去がむずかしく、効率の良い工具が求められていました。
〈改善前のお悩み〉
- 難削材の加工精度を向上させたい
- 難削材のバリ取りを効率よく行いたい
改善後エアーマイクログラインダーで、仕上げ工程のバリ取りを効率化

一般的に耐熱性の高い難削材は粘り気があり、ロールオーバーバリ(一次バリ)が発生しやすい課題があります。そこで採用されているのが、ベッセルの「エアーマイクログラインダー」です。
エアーマイクログラインダーは、複雑なワークのバリ取りに最適な小型のグラインダー。厚みがある大きなロールオーバーバリも、超硬ロータリーカッターで効率的に除去することができます。
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〈改善後の効果〉
- 難削材の仕上げ精度が向上
- 難削材の効率的なバリ取りが実現

エアーマイクログラインダーは、先端工具を交換することでさまざまな加工に対応。ミニ砥石を装着することで、エンドミルによるカッターマーク(切削痕)を精度よく仕上げることができ、外観が重視される部品の仕上げにもおすすめです。(編集部)
難削材のバリ取りの提案製品
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