
ワイヤレスのタッチスイッチでCNC旋盤のワーク寸法不良を検出
- 更新日:
- 2025/02/07 (公開日: 2022/11/23 ) 著者: 甲斐 智
- 関連タグ:
- 改善事例|
お知らせ情報収集に役立つ!業界トレンドBOOKを発行しました
この改善事例のポイント
改善前CNC旋盤におけるワーク寸法不良のお悩み
従来CNC旋盤の旋削加工では、主軸の熱変位やチャック時の切粉の噛み込みで、ワークの寸法不良が発生してしまうことがありました。連続加工で寸法不良が発生すると、全数検査が必要になり、生産性が大幅に低下してしまいます。
〈改善前のお悩み〉
- CNC旋盤のワーク寸法不良を防ぎたい
- 全数検査で生産性が大幅に低下
改善後位置検出タッチスイッチで、寸法不良を検出

一般的にCNC旋盤のタレット(回転式刃物台)は、配線の取り回しが困難で、センサの取り付けがむずかしいとされてきました。そこで採用されているのが、株式会社メトロールの「位置検出タッチスイッチ」です。
位置検出タッチスイッチは、CNC旋盤のタレットに搭載できるワイヤレススイッチ。加工前後のワーク全長を1μmの繰返し精度で計測し、熱変異による寸法不良や切粉による浮き上がりを検出します。検査工数の削減で生産性が大幅に向上します。
クリックで拡大表示されます
〈改善後の効果〉
- CNC旋盤のワーク寸法不良の検出が実現
- 検査工数の削減で生産性が向上

位置検出タッチスイッチは、CNC旋盤をはじめ、パレットチェンジャーや回転テーブル上での位置決め・ワーク計測など、ケーブルの断線リスクの高い場所での使用に最適です。(編集部)
ワーク寸法不良の検出の提案製品
- 製品情報※
-
公式サイト製品情報はこちら
※製品情報について | 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください |
---|---|
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください |