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非接触式のエアマイクロセンサで砥石原点出しの自動化が実現

非接触式のエアマイクロセンサで砥石原点出しの自動化が実現

更新日:
2025/02/07 (公開日: 2022/08/06 ) 著者: 甲斐 智
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改善前平面研削盤における砥石の原点出しのお悩み

従来平面研削盤の砥石の原点出しは、オペレーターがハンドルを微調整しながら、実際の加工ワークやサンプルワークに砥石を当てながら行います。
そのためオペレーターの経験が浅いと原点出しが正確に行われず、加工精度にばらつきがでるなど、経験やカンに左右されるといったお悩みがありました。

〈改善前のお悩み〉

  • オペレーターによる砥石の原点出しを自動化したい

改善後エアマイクロセンサで、砥石原点出しの自動化が実現

砥石の原点出しの自動化について|エアマイクロセンサ〈DPA-PLR2Bシリーズ〉
エアマイクロセンサ〈DPA-PLR2Bシリーズ〉

一般的に平面研削盤は自動化がむずかしく、他の加工工程とくらべ自動化に遅れを取っているのが現状です。そこで採用されているのが、メトロールの「砥石径測定用エアマイクロセンサ」です。
エアマイクロセンサは、回転中の砥石径を1ミクロンの繰返し精度で測定できる、非接触式のエアセンサ。これまでオペレーターが手作業や目視で行ってきた、砥石の原点出しの自動化が実現します。

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〈改善後の効果〉

  • 砥石の原点出しの自動化が実現
砥石の原点出しの自動化について|接触式との違いは?
接触式との違いは?
従来砥石の検出に使われる接触式のタッチプローブは、砥石の回転を止めてから計測を行う必要があるため、生産性が低下してしまう問題がありました。
エアマイクロセンサは回転中の砥石を非接触で計測するため、生産性向上にも効果を発揮します。(編集部)

原点出しの提案製品

製品情報
砥石の原点出しの自動化について|エアマイクロセンサ〈DPA-PLR2Bシリーズ〉
センサ
株式会社メトロール
エアマイクロセンサ〈DPA-PLR2Bシリーズ〉
※製品情報について 製品の最新情報については、必ず各メーカーの公式サイトよりご確認ください
掲載をご希望の企業様はこちらからご連絡ください

センサ人手不足加工工程株式会社メトロール生産性向上自動化

この改善事例の監修者

甲斐 智
甲斐 智(Satoshi Kai)

1979年 神戸生まれ、多摩美術大学修了後、工作機械周辺機器メーカーに入社。
2020年に株式会社モノトを設立。長年に渡り工作機械業界・FA業界のWebマーケティングに携わる。
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J-GLOBAL ID 202101006017437323

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