注目のロボット展 – 産業用ロボットに触れる!おすすめの展示会
- 更新日:
- 2022/09/03 (公開日: 2020/04/15 ) 著者: 甲斐 智
日本では、数多くのロボット展示会が開催されていますが、ひとくちに「ロボット」といっても、家庭用ロボットからサービスロボットまでさまざま。
産業用ロボットの導入には、ロボットの活用方法や、ロボット導入の専門家「ロボットSIer(システム インテグレータ)」の生の声がかかせません。
この記事では、実際に工作機械の現場で活用されている「産業用ロボット」に触れることができる 注目の展示会3選 をご紹介します。
国際ロボット展(iREX)
国際ロボット展は、2年に1回、東京ビックサイトで開催されるロボット専門展。
1974年から開催されている歴史のある展示会で、「iREX(International Robot Exhibition)」ともよばれます。
ロボット関連の展示会では世界最大規模を誇り、600社近くもの産業用ロボット関連メーカーが出展。
来場者は世界82カ国、約13万人を超えます。
2017年実績引用元: JETRO「2019 国際ロボット展」
来場者数 : 130480人 (うち海外から:9841 人)
出展社数 : 612社 (うち海外から:88 社)
過去の実績は同時開催/併催展を含む場合もあります。
ロボットの産業展示会ではめずらしく土曜日の開催もあり、週末は子ども連れで賑わいます。
国際ロボット展概要
名称 | 国際ロボット展 |
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略称 | iREX |
会期 | 奇数年(2年に1回)の12月 |
会場 | 東京ビックサイト |
主催者 | 一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社 |
公式サイト | https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/ |
ロボデックス
ロボデックスは、2017年から開催されている比較的新しいロボット専門展です。
〈東京展〉と〈名古屋展〉の年2回開催で、産業用ロボットの急成長にあわせて開催規模は回を追うごとに大きくなっています。
会場では産業用ロボットをはじめ、センサや周辺設備、AIやIoTの最新技術が満載です。
ロボデックス〈東京展〉概要
名称 | ロボデックス |
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会期 | 毎年 2月 |
会場 | 東京ビックサイト |
主催者 | リード エグジビション ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://www.robodex.jp/ |
ロボデックス〈名古屋展〉概要
名称 | 名古屋ロボデックス |
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会期 | 毎年 10月 |
会場 | ポートメッセなごや |
主催者 | リード エグジビション ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://www.robodex-nagoya.jp/ |
ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン)
ROBOT TECHNOLOGY JAPANは、2022年7月に初開催される新しいロボット専門展です。
ものづくりのおひざもと愛知で開催される「産業用ロボット」と「工場の自動化」に特化した新しい展示会として、い注目されています。
ロボット導入のSI(システム インテグレータ)専用の展示ゾーンもあり、より具体的な導入相談もできます。
主催はメカトロテックジャパン〈MECT〉でもおなじみの株式会社ニュースダイジェスト社で、今後の名古屋の主要展示会のひとつとして期待されています。
ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 概要
名称 | ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン) |
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会期 | ※2020年の開催は、新型コロナウィルス感染拡大防止の影響により残念ながら中止となりました |
会場 | 愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo) |
主催者 | 株式会社ニュースダイジェスト社 |
公式サイト | https://robot-technology.jp/ |
産業用ロボットに触れる、注目のロボット展示会まとめ
この記事では、実際に工作機械の現場で活用されている「産業用ロボット」に触れることができる注目の展示会3選をご紹介しました。
いままで自動車や半導体などの工場でしか使われていなかった「産業用ロボット」ですが、人手不足や労働環境の改善が問題になるなか、工作機械や金属加工の分野にも急速にひろがっています。
ロボット展示会への参加が、工場の自動化のきっかけになればうれしいです。